Process of making

くつが出来上がるまでには
とてもたくさんの工程があります。
革づくり、木型(ラスト)づくりから始まり
各カテゴリー毎に細やかな作業をする
熟練された職人の手によって
PEEP ZOOMのくつは生まれます。

PEEPで使用する革は兵庫県姫路市にある
国内の60%の革を作っている工場で
革と向き合い一枚ずつ丁寧になめしていく
職人(タンナー)の手によって作られています。
まず第一段階の原皮は字のまま、
牛の皮を剥いだだけのものでそれに塩を振ります。
山積みの原皮の倉庫は今まで嗅いだことのない
においがします。

それを特殊な機械で特殊な薬品で毛を抜き、
洗い、乾燥させ、漬け、鞣し、削り、揉みを
何度も繰り返します。
それはバクテリアとの闘いから始まって
染色や型押しなどの
加工に至るまでの長い道のり。
たくさんの工程とたくさんの人が
1枚の革を作り上げます。
革という天然のしかも命のあったものの持つ
意味や良さやデメリット、
傷やシワや毛穴があるから革、
合皮にはない風合いがそこにはあるのです。

木型(ラスト)

木型職人により日本人の足の形状などを想定し
削り上げられた木型が
良いくつを作り上げることができ
素晴らしい履き心地を生み出します。

裁断

天然皮革を裁断するため
革の傷や血筋、伸縮方向などを
考慮に入れ慎重に行います。
傷などの部分は目立たない箇所に使うなど
捨てるところを少なく
革を最大限に使い切ります。

革漉き

裁断された各パーツのエッジ部分の漉き作業
この工程で裁断面をきれいに折り込んだり
縫い合わせ作業をしやすく
革が重なる縫い代部分の厚みを調整します。

縫製

革専用の特殊ミシンで各パーツを組み立て
縫製します。
革の厚みや種類による表面のあたり具合を
考慮し
ステッチ糸の間隔等、
全体のイメージに沿って
縫い上げていきます。

成型(吊り込み)

縫製された甲皮(アッパー)を
木型(ラスト)に乗せ中底と合わせて
シワが入らないよう、
弛まないように吊り込む作業です。
くつの顔が決まる重要な工程。

釜入れ

成型(吊り込み)された甲皮(アッパー)に
熱を加え
形を整える工程です。

底付け

甲皮(アッパー)と底を付ける作業です。
接着がより強度になるよう底面を
起毛(バフ掛け)させます。
接着面を均一にして甲皮(アッパー)と本底
それぞれに接着剤を塗布し自然乾燥し
圧着機を使用して接着します。

仕上げ

甲皮(アッパー)に付着したゴミや汚れを落とし
最終仕上げを行います。
検針、検品の工程を経て商品として
世に出る準備が完了です。

こうして信頼できる熟練された職人たちの手により
いくつもの工程を経て
PEEPの Made in Proud JAPAN が
作り上げられています。

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